武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 ピェンロー(中国の白菜鍋)の作り方(画像は文芸春秋刊の「河童のスケッチブック」の裏表紙をそっくり引用したもの)

toumeioj32005-12-30

 私は、気分転換に料理を作るのが好きだが、<鍋物>を作ることはほとんどない。大きな鍋の中に、食材を入れすぎてしまい入った食材の持ち味を、最終的に台無しにしてしまうのが、いわゆる<鍋物>ではないかと思っている。食材それ自体の持ち味を引き出すか、食材同士が互いに持ち味を引き出しあうかするのが料理、ごった煮にしてしまって訳が分からなくなるのは<料理>ではないのではないか。
 しかし、年に何回か冬になったら、必ず実行して楽しむ鍋物があるので紹介したい。作家の妹尾河童さんの本を読んで、美味しそうなのでやってみて、家族に喜ばれ、我が家の定番のひとつになった冬の白菜鍋、季節は冬、主役は白菜、素材を生かすシンプル鍋なので、調味料には細心の注意を払う以外、失敗の余地がないのがうれしい。
 妹尾さんのイラストをそっくり使ったサイトがあったので参考にして、作ってみてください。誰でも美味しい、必ず美味しいお勧めお鍋です。
http://www.yui.or.jp/7jigen/club/penro1.html