武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 一足早い春、満開過ぎの河津桜


8〜10日の三日間、予定に隙間ができたので、伊豆の温泉に、のんびりと読書を愉しむために行ってきた。間の9日には、ドライブがてら早咲きの河津桜を見に行った。
オオシマザクラカンヒザクラとの自然交配種とされており、1月下旬から2月下旬の約1か月間、花が咲く。開花期間が長いのが特徴とされている。ソメイヨシノに比べてピンクが濃くて、咲いた姿が豪華なので、去年も見に行ったが、ちょっと早すぎた。
今年は逆に、盛りの時期は過ぎていたが、樹にも個性があるらしく、のんびりした性格の樹は今がちょうど満開の感じで、河津川の脇道を2kmほど散策すると、タップリと花見気分を味わえた。
画像では、人影は見えないが、桜の下の遊歩道は大変な人出、臨時のお店が軒を連ね、大勢の観光客が列をなして歩いていた。週日なので高齢者が多かったが、若い人も意外に多いのには驚いた。