武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 新たな生活空間の構築(34)


《年間の最高気温と最低気温》


赤城の山荘と武蔵野の現住所との二地域暮らしをはじめて
来月で一年を経過することになる。
両地域の最高気温と最低気温がわかってきた。


昨日から日本列島がこの冬で最も強い寒気に覆われる予報だったので
山荘の寒さを体感したくて急遽行ってきた。
昨日の昼ごろ現地に到着した時点で
外気の気温はマイナス4℃、風はほとんどなかったが
期待通りの寒さだ。
日が落ちてから気温はさらに下がり
明け方、起きてみたら外気温はマイナス7.5℃をさしていた。
風が弱くても、火の気がないとじっとしているのが辛い。
室温は木造の低気密住宅のせいかプラス2℃
慌てて石油ストーブに点火した。
(画像は2月10日の午前6時30分頃の山荘屋外の気温)


温度の下がり方から推測すると
夕方のマイナス4℃辺りからの下がり方が鈍く
グングン放射冷却で気温が下がる時の勢いがなかった。
多分、山荘が位置するあたりの低温の限界はマイナス10℃前後であろう。
屋外用の湯沸かし器などではマイナス15℃を境界にして
低温対策を分けて考えているようなので
山荘周辺は寒冷対策では最も厳しい対策までは必要ないと思われる。
日当たりのよくない北側の地面の凍結深度もそんなには深くないようだ。


真夏の最高気温が32℃だったことを考え合わせると
緯度と標高と考慮に入れて
山荘の年間気温は高いほうは30℃プラスマイナス2〜3℃
低いほうはマイナス5℃プラスマイナス2〜3℃
の範囲で考えればいいことが分かる。
ただし、風通しがいいので体感温度は何度か低めである。
武蔵野の現住所と比べると
夏は若干涼しくて冬は若干寒いということ、
標高500mという中途半端な立地が幸いして
二地域間の移動にそれほど温度差を気にする必要がないのは助かる。