書店徘徊イコールお散歩?
所属する組織の年次定期大会に参加するために午後、外へ出た。開会まで時間があったので、駅ビルの書店に立ち寄った。最近では、書店で本を購入する機会がすっかり少なくなってしまった。インターネットで買ってしまうことが多くなった。7対3ぐらいの割合で、書店で買うことが少なくなった。書店購入の割合は3割になってしまった。
にもかかわらず、書店に入ることはやめられない。市場に出回っている新刊本の市場調査といえば大げさになるが、どんな本が出回っているか、無関心ではいられない。書店は大切な情報収集の場なのだ。
ところが、お店の中を歩き回っていて、ある棚に「飯田龍太全集」の第1巻をみつけつい衝動買いしてしまった。すっきりして格調高い句を作るお気に入りの俳人のひとり。こんなこともあるので書店の散歩はやめられない。普通、駅に近い街中を歩いていると、見たくないこと、いやなことに遭遇することが多いが、書店ではあまりそんなめに会わない。せかせか歩いている人もいない。そんなことも、書店散策を好む理由かもしれない。