武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 焼津漁港周辺食べ歩き(画像は市内の整備された海岸線、散歩やジョギングのコースとして最適)

toumeioj32006-04-13

 この国の漁港では、水揚げ量ナンバーワンの焼津に来たからには、お魚を食べないで帰るわけにはゆかない。新鮮で安いお魚の食事にありつこうと観光パンフレットを手がかりにお魚食堂を探した。
 お勧めは、「焼津さかなセンター」の食堂、500円の「まぐろ鉄火丼」がおすすめ、たった500円で豪華なマグロの鉄火丼が楽しめる。上品ではないが、味は上々、マグロがたっぷりのっていて、ちゃんとした酢飯、コストパフォーマンスに優れた超お勧めメニュー。
 この焼津さかなセンターは、約80店舗が軒をつらねるお魚商店街、お魚好きには毎日でも来たくなるようなお魚市場、観光客が観光バスで乗り付けてくる。私は、カツオ節の生乾き「若節」を買った。包丁で簡単に削って食べられて、味はカツオ節ほど濃密ではないが、炒め物やサラダに混ぜ合わせると、とても美味しい。
 他にも、港の周辺には安くて美味しい食堂がいくつもありそう。さかなにありつけるチャンスが多いせいか、焼津のいたるところで猫をみた。毛並みの色艶がよく、猫のグルメが多い街のようだ。
 海岸よりに行くと、素晴らしい遊歩道が整備されている。夏場は、海水浴でにぎわいそうだが、春の今はすいていて気持ちが良い。3日間この街で過ごしたが、退屈しなかった。魚が好きな人にはお勧めの街。