武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 歩くという日課の愉しみ(散歩の途中で見つけた花、ハチが来て蜜を吸っていた)

toumeioj32006-05-21

 一日のリズムを整えるためにも、酷い雨風の日でもない限り、散歩だけは欠かさないことにしている。短い時は1時間、長いときは3時間程度、時間は自由になるので途中の寄り道は無制限、興味のおもむくままに、近所を歩き回ることにしている。
 歩き始めて、15分を過ぎた頃、身体も車で言えばアイドリング終了、快調に飛ばし始める。といっても、歩きなので時速6km程度、この時期だと体が汗ばむので、着ているものを減らし、体表のラジエター機能をフルに生かして、風速6kmの風を受けながら距離を伸ばしてゆく。
 どこまでも歩けそうな爽やかな気分だが、1時間歩くと足全体に軽い疲労感がくる。5分ほど休むと、元通り楽になることもあるし、疲れがなんとなく残ることもある。20kmくらいは歩けることが分かっているが、適当なところで自宅の方角に向きを変える。途中でお店によって、新鮮な野菜などを衝動的に買うこともある。5月に入って、日中の日差しがきつくなってきたので、木陰を選んで歩いていると楽に歩ける。
 デイパックを背負い、中に折り畳み傘や財布、ipodなどを入れて出かける。カメラも入れておいて、気に入った動植物や風景を見つけるとシャッターを押すようにしている。A地点からB地点へ向かうという目的地のある歩き方でなく、A地点を出てA地点に戻るという当てのない歩き方。
 今後は、出発地点を遠方にするために公共の乗り物やバイクなどを使ってみようかとも考えている。