武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

◆沖縄滞在(6日目)

昨夜スーパーで仕入れた弁当と
ヨーグルトとコーヒーで朝食


まだ行ったことのない道を通り
途中で見つけた古本屋に寄り道
筑摩の現代日本文学全集の24巻目
光太郎と朔太郎と賢治の巻を見つけ290円で購入
この巻に載っている<銀河鉄道>は古い版
物語の前半でカンパネルラが溺れ死ぬ懐かいストーリー
沖縄ではとんでもなく古い本が見つかる


続いて、先日来たときに休館だった対馬丸記念館
展示品の僅かしかないことを館員が強調していた
沖縄戦の激戦で資料となるべきものが失われ
ほとんど残っていないせいだという
もっと早い時期に資料保存を手がけていれば
もう少し何とかなったのではないかと残念な気もする

その後、再び国際通りを散策
牧志の公設市場を覗いたが
第四日曜日なので休業中
今日は北よりの風が冷たく
気温も上がらない一日なので
明日の朝食を買って宿舎に帰還した。


6日間ずっと那覇市内を歩き回っている
次第に土地感のような物が芽生えてくる。
那覇市内は狭いので東西南北に市街地を歩くと
街のイメージが大体つかめてくる。
各県の県庁所在地や大きな観光地をこんな歩き方で
ぶらぶらするのも楽しいかもしれない。