武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

《ベートーヴェン主要作品ボックス(60CD+CD-ROM)》発売元SONY BMG

 高校生の頃から聞き出したベートーベンの音楽、かれこれ40年以上も、ベートーベンを聴かなかった年はおそらくないはず。強烈な音の主張も悪くはないが、清楚で透き通るような叙情性、これほど儚くて美しい音があっていいものか、と思うほどに美しい音を創造した人、私にとっては、ベートーベンはそんな音楽家だ。そんなベートーベンについての耳寄りな話。HMVのセールスコピーによると、レーベル「RCA,ARTE NOVA,SONYの音源」から集めたものらしいが、60枚のCDボックス。

 ベートーベン好きの私が見ても、知っている限りの作品が、ほぼ網羅されていて限りなく全集に近い内容、廉価版によくある不確かな音源ではなく、出所も心配ない、しかも、CD60枚で税込み9630円代。1枚が160円という超安値、聴くに耐えない音だったらどうしようかと迷いつつ思い切って買って聴いてみて吃驚、間違いなく素晴らしい内容だったので、紹介する。
 交響曲とオーケストラ演奏のほとんどがデイヴィッド・ジンマン指揮、メリハリのある輪郭のはっきりした現代的な好演奏、この交響曲部分だけでも買う値打ちがある。ヴァイオリンソナタがピンカス・ズッカーマン、チェロソナタアンナー・ビルスマ、ピアノ作品演奏の大半のが横山幸雄。この顔ぶれなら文句はないだろう。巨匠名人ばかりで申し訳ないほど。
 とりわけ横山幸雄のピアノ演奏がいい。若々しく元気溌剌、高音部の音列の輝かしい粒立ちの音が鳴り響くピアノの中低音の雲間から鮮やかに飛び出して必要な間隔できっちり鳴り渡る。聴いていてわくわくするほど楽しい。燻し銀の輝きにあらず、これは最盛期にしか出てこないような音、聴きたかったベートーベンはこれだったのかと思わせられた傑作。若い人にしかできない演奏かもしれない。コンサートで何度か聴いたことがあるが、横山幸雄のベートーベン演奏は、何時聞いても音楽を満喫させてくれる。聴きたかった音を期待以上に聴けるコンサートはそんなに多くない。是非お薦めしたい。このセットでは、その他のピアノ作品も可なり部分も横山幸雄の演奏。このお値段で、こんなに横山幸雄が聴けるなんて、そのことだけでも買って損はない。
 難点か長所か分からないが、この作品集には、日本語の解説がついていない代わりにCD-ROMの英獨語のPDF版解説が付いている。このボックスセットを買うような人なら、ベートーベンの作品解説の本くらいもっているだろう。破格の安値の代償でも文句はいわない。楽曲の解説なら、お気に入りの読みたい解説者のものを読むのが一番、従って、これはこれで、むしろスッキリしていいとも言える。
 このセット、ドイツでの限定生産のため、在庫がなくなり次第販売終了との事。HMVの下記のサイトから購入できます。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2543257
 さて、紹介ついでに、内容目録をそっくり引用しておこう。私には、ベートーベンはこれだけあれば十分な気がするのだが・・・。マニアックな人は、これをコレクションのベースにして、好みを追加していくといいかもしれない。

【DISC-1〜5】 《交響曲全集》
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第2番ニ長調 Op.36
交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第8番へ長調 Op.93
交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱付』
 ルート・ツィーザク(S)
 ビルギット・レンメルト(Ms)
 スティーヴ・ディヴィスリム(T)
 デトレフ・ロート(Br)
 スイス室内合唱団
 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 デイヴィッド・ジンマン(指揮)
 [録音]1997〜1998年

【DISC- 6〜7】 《序曲全集》
・『プロメテウスの創造物』序曲
・『エグモント』序曲
・『コリオラン』序曲
・『アテネの廃墟』序曲
・『フィデリオ』序曲
・序曲『命名祝日』
・『シュテファン王』序曲
・序曲『献堂式』
・『レオノーレ』序曲第1番
・『レオノーレ』序曲第2番
・『レオノーレ』序曲第3番
 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 デイヴィッド・ジンマン(指揮)
 [録音]2004年

【DISC- 8】
・バレエ『プロメテウスの創造物』全曲
 リトアニア室内フィルハーモニー管弦楽団
 カール・アントン・リッケンバッハー(指揮)
 [録音]2000年7月

【DISC- 9】 《器楽、管弦楽小品集》
・バガテル イ短調エリーゼのために』 WoO.59
 フィリップ・アントルモン(p)
・音楽時計のための5つの小品 WoO.33 より第1番メヌエット
 マリエル・ノールマン(Hp)
・12のコントルダンス WoO.14
 セント・ルーク室内管弦楽団
 M.T.トーマス(指揮)
ソナチネ WoO.43a&44a
 ミカラ・ペトリ(Bfl)
 ラルス・ハンニバル(g)
メヌエット ト長調
 ラザール・ベルマン(p)
・『ウェリントンの勝利』
 ウィーン・フィルハーモニー
 ロリン・マゼール(指揮)
・ヴァイオリン協奏曲ハ長調 WoO.5 第1楽章(断章)
 マリウス・シーマ(Vn)
 イェーナ・フィルハーモニー
 デイヴィッド・モンゴメリー(指揮)

【DISC-10〜12】 《ピアノ協奏曲全集》
・ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
・ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
・ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73 『皇帝』
・合唱幻想曲 Op.80
カンタータ『静かな海と楽しい航海』 Op.112
 イェフィム・ブロンフマン(p)
 スイス室内合唱団
 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 デイヴィッド・ジンマン(指揮)
 [録音]2004〜2005年

【DISC-13】
・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
・ロマンス第1番 Op.40
・ロマンス第2番 Op.50
 クリスティアン・テツラフ(Vn)
 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 デイヴィッド・ジンマン(指揮)
 [録音]2005年

【DISC-14】
・三重協奏曲 ハ長調 Op.56
 イェフィム・ブロンフマン(p)
 ギル・シャハム(Vn)
 トルルス・モルク(Vc)
 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 デイヴィッド・ジンマン(指揮)
 [録音]2004年
・七重奏曲 変ホ長調 Op.20
 ギル・シャハム(Vn)
 トルルス・モルク(Vc)
 ミヒャエル・ライド(Cl)
 フローレンス・ジェニー(Fg)
 ヤーコプ・ヘフティ(Hr)
 ミヒャエル・ロウイリー(Va)
 ロナルド・ダンゲル(Cb)
 [録音]2004年

【DISC-15〜18】 《ヴァイオリン・ソナタ全集》
・ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
・ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
・ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
・ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
・ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』
・ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
・ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
・ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』
・ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
 ピンカス・ズッカーマン(Vn)
 マルク・ナイクルグ(p)
 [録音]1990〜1991年

【DISC-19〜20】 《チェロ・ソナタ全集》
・チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
・チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
・チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
・チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
・チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 WoO.46
 アンナー・ビルスマ(バロックVc)
 ジョス・ファン・インマゼール(Fp)
 [録音]1998年

【DISC-21〜25】 《ピアノ三重奏曲全集》
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1-1
ピアノ三重奏曲第2番ト長調 Op.1-2
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.1-3
ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調 Op.11『街の歌』
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op.70-1『幽霊』
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 Op.97『大公』
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.38
・カカドゥ変奏曲 ト長調 Op.121a
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO.38
ピアノ三重奏曲変ロ長調(アレグレット) WoO.39
・創作主題による14 の変奏曲変ホ長調 Op.44
 セラフィン・トリオ
 [録音]1996年

【DISC-26】 《弦楽三重奏曲全集−1》
・弦楽三重奏曲第1番変ホ長調 Op.3
・セレナード ニ長調 Op.8
 ラルキブデッリ(アンナー・ビルスマ、ヴェラ・ベス、ユルゲン・クスマウル:オリジナル楽器使用)
 [録音]1992年

【DISC-27】 《弦楽三重奏曲全集−2》
・弦楽三重奏曲第2番ト長調 Op.9-1
・弦楽三重奏曲第3番ニ長調 Op.9-2
・弦楽三重奏曲第4番ハ短調 Op.9-3
 カンディンスキー・トリオ
 [録音]2001年

【DISC-28】
・ピアノ協奏曲変ホ長調 WoO.4
 カメリア・シーマ(p)
 デイヴィッド・モンゴメリー(指揮)
 イェーナ・フィルハーモニー
 [録音]1996年
・ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 Op.16
 シュテファン・ヴラダー(p)
 アンサンブル・ウィーン=ベルリン
 [録音]1994年

【DISC-29】
弦楽四重奏とホルン2本ための六重奏曲変ホ長調 Op.81b
・2つのオブリガート眼鏡つきのヴイオラとチェロのための二重奏曲
・『クロイツェル・ソナタ』(弦楽五重奏編曲版)
 ラルキブデッリ(主宰:アンナー・ビルスマ:オリジナル楽器使用)
 [録音]1991年

【DISC-30】 《管楽のための作品集》
・管楽八重奏曲変ホ長調 Op.103
・管楽六重奏曲変ホ長調 Op.71
・ロンディーノ変ホ長調 WoO.25
・行進曲変ロ長調 WoO.29
クラリネットファゴットのための二重奏曲 WoO.27-1
 モッツァフィアート(主宰:チャールズ・ナイディック:オリジナル楽器使用)
 [録音]1993年

【DISC-31〜39】 《弦楽四重奏曲全集》
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
・大フーガ変ロ長調 Op.133
 アレクサンダー弦楽四重奏団
 [録音]1996〜1997年

【DISC-40〜50】 《ピアノ・ソナタ全集》
・ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
・ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
・ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
・ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
・ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
・ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
・ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
・ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
・ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
・ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
・ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
・ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26『葬送』
・ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
・ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
・ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28『田園』
・ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1
・ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト
・ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
・ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
・ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
・ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』
・ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
・ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』
・ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78『テレーゼ』
・ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
・ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』
・ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
・ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
・ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
・ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
・ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
・ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
 横山幸雄(1,3,4,5,6,7,9,10,11,12,13,16,18,19,20,22,25)
 ロベール・カサドシュ(2,24)
 ユストゥス・フランツ(8,14,23)
 ゲルハルト・オピッツ(15,17,26)
 ウラディーミル・ホロヴィッツ(21)
 チャールズ・ローゼン(27,28,29,30,31,32)

【DISC-51】 《バガテル集》
・7つのバガテル Op.33
・11 の新バガテル Op.119
・6つのバガテル Op.126
・幻想曲ロ長調 Op.77
ポロネーズ ト長調 Op.89
 横山幸雄(p)

【DISC-52】 《変奏曲とロンド》
・創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 Op.34
・『エロイカ』の主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35
・『トルコ行進曲』の主題による6つの変奏曲 ニ長調 Op.76
・2つのロンド Op.51
・ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 Op.129『失われた小銭をめぐる興奮』
 横山幸雄(p)

【DISC-53】
・ディアベッリの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120
弦楽四重奏曲 ハ長調 Hess41(断辺)(ベートーヴェンの最後の楽想)
・アレグレット ハ短調 WoO.53
・バガテル ハ短調 WoO.52
・アレグレット ハ長調Hess69
・ピアノのための小品『楽しく,悲しく』 WoO.54
 オリ・ムストネン(p)

【DISC-54】《民謡歌曲集》
・音楽と恋とぶどう酒 Op.108-1
・美しいハイランドの若者よ Op108-7
・聖者たちを讃えよう WoO.153-12
・同じ通りに住むサリーは Op.108-25
・日暮れに Op.108-2
・誠実なジョニー Op.108-20
・見てごらん、あの緑の森を Op.108-9
・彼の小舟は日の輝くときに来る WoO.152-7
・魅惑の人よ、さようなら Op.108-18
アイルランド男の鼓動は WoO.154-4
・エオリアンハープに寄せて WoO.155-9
・おお、私の恋人チャーリー WoO.157-3
・ダンカン=グレイ WoO.156-2
・つぐみに寄せる WoO.155-20
・ついに日は昇る WoO.153-13
・冗談はやめろ WoO.156-5
・おお、素晴らしい時だった WoO.108-3
・謹厳で賢い人により我を救え WoO.154-8
・さらば幸せよ、さらばナンシーよ WoO.152-20
・望み無い恋 WoO.155-4
・さよなら、やかましい町よ WoO.155-8
・別れるとき彼は約束した WoO.154-12
・バンゴールの修道士の行進 WoO.155-2
・ロビン・アディア WoO.157-7
・おおかわいい小舟は、滑らかに漕ぎ行く Op.108-19
・悲しく不幸な時節 WoO.153-6
・みんな誘って楽しい集いに WoO.152-8
・ジェミーは優しい若者だった WoO.108-5
・満たせ杯を、我が友よ WoO.108-13
 エレイン・ウッズ(Sp)
 キャロリン・ワトキンソン(Ms)
 ヨーゼフ・プロチュカ(T)
 リチャード・ソルター(Br)
 ヘルムート・ドイチュ(p)
 クリスティアン・アルテンブルガー(Vn)
 ユリウス・ベルガー(Vc)

【DISC-55】
・オラトリオ『オリーヴ山上のキリスト』 Op.85
 ジュディス・ラスキン(Sp)
 リチャード・ルイス(T)
 テンプル大学合唱団
 フィラデルフィア管弦楽団
 ユージン・オーマンディ(指揮)
 [録音]1963年4月17日

【DISC-56】
・ミサ曲 ハ長調 Op.86
 東京オラトリオ研究会
 アンサンブル of トウキョウ
 ヴォルフディーター・マウラー(指揮)
 [録音] 1994年6月15日 東京芸術劇場

【DISC-57】
・ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
 リューバ・オルゴナソヴァ(Sp)
 アンナ・ラーソョン(A)
 ライナー・トロスト(T)
 フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Br)
 スイス室内合唱団
 チューリヒ・トーンハレ管絃楽団
 ディヴィッド・ジンマン(指揮)
 [録音] 2001年

【DISC-58】
・シェーナとアリア『ああ、不実なる人よ』 Op.65*
・皇帝ヨゼフⅡ世の葬送カンタータ WoO.87
 レジーナ・クレスパン(Sp*)
 マルティナ・アロヨ(Sp)
 フスティーノ・ディアス(Bs)
 カメラータ・シンガーズ
 ニューヨーク・フィル
 トーマス・シッパーズ(指揮)
 [録音] 1965年
・同志の歌『すべてのよき時に』 Op.122
 アンブロジアン・シンガーズ
 ロンドン交響楽団
 マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
 [録音] 1974年

【DISC-59〜60】
・ 歌劇『フィデリオ』 Op.72
 ジャニーヌ・アルトマイヤー
 ジークフリート・イェルザレム
 ジークムント・ニムスゲルン
 テオ・アダム
 ペーター・メーフェン、他
 ライプツィヒ放送合唱団
 ベルリン放送男声合唱
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管絃楽団
 クルト・マズア(指揮)
 [録音]1980〜1981年
・レオノーレ序曲第3番Op.72a
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管絃楽団
 クルト・マズア(指揮)
 [録音]1980〜1981年

【DISC-61】
 PDFファイルによる解説書を収録したCD-ROM(英語・ドイツ語)

 大量にあるのでなかなか全部聴けないが、いつか、全部聴き終えたら、またレポートしてみたい。