武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 唐辛子の辛さの単位<スコヴィル値>とハバネロ


 日頃からの辛さ好みが高じて、今年は仲間と借りている武蔵野の畑の片隅に、島唐辛子ハバネロの苗を植えて育ててきた。このところ木枯らし1号が吹いたりして晩秋の色が濃くなり、激辛唐辛子達の実が赤く熟して、この1ヶ月ばかり週末がくるたびに少しずつ収穫して楽しんでいる。 (画像は、収穫した島唐辛子ハバネロの切り口、この切り口からフルーティーカプサイシンの香りが漂ってきます)
 <暴君ハバネロ>などという辛いお子様お菓子があるように、ハバネロの実は確かに辛い。辛さを表す単位として、<スコヴィル値>なる表記法があることを知り、興味がわいて調べてみた。wikipediaに詳しくわかりやすい記事があった。関心のある方は、下記のURLをクリックしてみてほしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E5%80%A4
 ハバネロは、100,000〜350,000SHUとなっていたので相当に辛いことがわかった。タバスコソースが2,500〜5,000SHUと表示されているので、タバスコの50〜100倍程度の辛さと考えればいいのだろうか。ちなみにグリーンタバスコは600 〜 1,200SHU、どおりで辛くなかった訳だ。シシトウがゼロとなっているが、大当たりの激辛シシトウはどのくらいだろうか、<野菜のロシアンルーレット>の値も知りたかった。
 その他、一覧表に警察官用催涙スプレーが5,300,000SHU 、一般用催涙スプレーが2,000,000SHUとでていた。激辛のハバネロと比較しても、いかに効果的かがよくわかる。催涙スプレーは武器であり、逆らわない方がいいこともわかった。