武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 エゴノキに花が咲いたよ


 朝の散歩に出て、近所の公園の中のグラウンド脇の遊歩道を歩いていたら、地上に小さい白い花びらが、落ちていた。ハッとして上を見上げると、可愛い丸い葉っぱをつけたエゴノキの枝先に、びっしりと白い花が咲いていた。この道は良く通る道なので何時咲くかなと思っていたが、とうとう咲いた。花の時期が短いので、何日か過ぎると膨らみ始めていた蕾が、葉っぱだけになって花の時期を過ぎていることがある。(画像は、その公園のエゴノキの花たち)
 樹木の花は、草の花に比べて地味なものが多い気がするが、一本の樹はそれだけで大きいので、見事に花をつけると、印象が強くなる。これからの季節、武蔵野の木々が次々と個性的な花を付け替えてゆく。雑木林の木陰を歩くのが、爽快な季節だが、どんな花が咲いているかと、期待しながら歩くのも楽しいもの。
 明日から10日間ほど、シチリア南イタリアの旅に出るので、しばらくブログの更新をお休みします。