武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 朝からスッキリした晴天

 日の出が早くなっており、目覚めると、南側の窓に朝日がさして、カーテンが弱い熱を含んでいる。近所を歩くと、方向によって、風に後押ししてもらったり、風に押し戻されそうになったり、歩き方に多大な影響が出てくる。これから散歩日和が増えそうだ。

 風の影響の少ない、くぼ地の陽だまりに、気の早いオオイヌノフグリが花をつけている。寒さをものともぜずに咲いているところが健気でかわいい。
 あまりに天気がよかったので、エノキを細かくほぐして<乾燥えのき>を作ってみた。干物造り用の網棚に、ほぐしたエノキを広げ、ただ乾かしただけだったが、簡単に干からびてくれて、保存性が良さそうな乾燥えのきが出来上がり。明日からのみそ汁の具になりそうで、楽しみ。
 (追伸)翌朝、さっそく切干大根と刻んだ乾燥エノキを湯で戻し、少量の食塩だけで味付けしたお吸い物を試してみた。仄かに甘みのある上品で丸みのある甘い出汁がでてくれて、さっぱりとした後味の良いお吸い物ができた。エノキは生で使ってもいい出汁がでるが、乾燥して使うと、生の時よりも味が濃厚になるような気がした。気に入ったので、マイタケとシメジも乾燥してみることにした。さて、どうなることやら。