武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 武蔵野の雑木林で芽吹き始めた広葉樹

 農家から借りている農園に農作業に出かけた。武蔵野は、いたるところで春の花が咲き出し、広葉樹が薄黄緑に芽吹き始めた。畑で作業していると、午前中から気温が上がり、暑くて上着を脱いでも頭の中に汗がにじんだ。紫外線も強く、眩しくて目を細めながら作業を続けた。

 昼食の後、雑木林を歩きまわったら、手入れの良い林の地面に、いっぱいスミレの花が咲き出していた。足の踏み場もないほどに、一面に咲いているところもあり、不心得な野草マニアが盗掘に来なければいいがと、心配になった。雑木林の木々も一斉に芽吹き、汚れのない小さな若葉が次々と顔を出していた。 (右の画像は農園わきの雑木林で見つけた新芽、勇ましい形をしていたのでパチリ)
 畑の周りでは、元気になった雑草が、チャンス到来とばかりに急に蔓延りだしていた。近所の畑から苦情が出る前に、雑草取りをしておかないと不味いことになりそう。撒いておいた種から芽が出て、畑も雑木林も一時に賑やかになってきた。 (下の画像は、一面に咲きだした雑木林の可憐なスミレ)