武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 若田光一さん帰還、お疲れ様


 「137日15時間05分の宇宙滞在」を終えて、若田さんが無事に地球に帰還された。ブログやニュースを通して、リアルタイムで宇宙滞在の模様を知ることができ、地上での胸を躍らされる日々も終わった。若田さんの体験の、何百分の一かもしれないが、ささやかだが面白い経験をさせてもらった。私にはメジャーリーグで活躍する野球のイチロー選手に匹敵する心躍るニュースだった。 (画像は、若田さんのブログから拝借したディスカバリー号の着陸シーン、この中に若田さんが乗っている)
 困難で膨大な任務を、いつも楽しそうに少年のように瞳を輝かせて、着実にこなしてゆく映像を見ながら、凄い人だなと、感心することばかりだった。子ども達が発案した面白い宇宙実験などを見ていると、学校の実験室に戻ったようで、何とも楽しかった。
 若田さんの姿を見て、後に続こうとする青少年の宇宙への夢が、何十年か先にどんな未来を切り開くのだろうか。自分では見ることが適わない先の未来へ、楽しい夢をつなぐことができたことが何よりも嬉しかった。若田さん、ありがとう。