武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

私見〜歩くことの意味

toumeioj32005-05-16

 今朝も駅までの3kmを早足で歩いた。歩き始めて数分で心臓の鼓動が毎分120拍辺りにまで上昇し、身体が温まってくる。手足の先端にまで、勢いよく血液が届き始めたのが実感として分かる。この血液にのって酸素や養分など、体が必要としている全てが配達されるのが人体の循環系の仕組みだ。体内の配達がうまくゆきますように、少しスピードを上げてみる。心拍数が120を大きく上回らないように気をつけながら歩くようにしている。
 人体をくまなくめぐる血管の総延長は9万kmもあるという。地球を2周以上するとてつもない長距離だ。そんな血管のメンテナンスはどうやってやればいいか。私は、適度な運動をして勢いよく血液を流してやるのが一番ではないかと素人判断している。散歩をして調子がいいのは、身体論的な根拠があってのことだと思う。
 この時期、朝でも3km歩くとかなり汗ばむ。途中で上着を脱いだり、シャツのボタンを外したり、何とか体温を逃がそうとしてみる。電車が冷房を始めると、冷気の噴出し口のすぐ下に行ったりする。
 今日は、車の免許の更新に警察署まで行ったので、手続きの帰りにも、4kmほど散歩しながら帰った。午後の日差しが結構きつかったが、木陰を縫うようにして歩くと、風のある日だったので気持ちよかった。