武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

ギリシャ旅行8日間⑧補足−レストランでの食事


 海外旅行の大きな楽しみの一つに食事がある。どんな食材を、どんな調理法と味付けで食べさせてもらえるだろうか、わくわくしてテーブルに着かない者がいるだろうか。順番に3品か4品、がっかりしたり、感心したりしながら、次第に空腹が満たされて満腹感が満ちてくる。
 一日三度のこの繰り返しなのだが、何ともドラマチック、海外旅行でしか味わえない、異国の食事の楽しさを画像で再現してみよう。食べた全部ではないが、見た目が絵になりそうなものを27種類選んでみた。朝食は、決まり切ったホテルの朝食で、ジュースとパン、ハムやソーセージにスクランブルエッグか目玉焼きとコーヒーなどだったので、写真はとらなかった。レストランでの昼食とホテルでの夕食がほとんど。
 一見してお分かりのように、それほど繊細な飾り付けではない。味付けも調理法も比較的素朴なものが多かった。多くの島々を抱える海に面した国なので、魚介類を多く食べる国かと思っていたが、そうではなかった。港でもほとんど魚の匂いはしなかった。実際に行ってみないと分からないことの何と多いこと。
 この国も野菜の調理は、加熱のしすぎ、くたくたになったり、べたべたになったりした野菜からは、とうに野菜の味は失われてしまっていた。だからといって刻んだだけの生野菜のサラダの食べにくいこと、野菜に参った日が多かった。栄養を失わないように食べやすくしかも美味しくという発想がないのだろうか。
 (画像をクリックして、オリジナルサイズ表示にすると、大きな画像で見られます)