美術
昨日、横浜まで足を伸ばし、1月から開催されている版画家の長谷川潔展へ行ってきた。自宅から車で出かけたのだが、陽気がよくなった土曜の日中だったので、各地で渋滞と遭遇、行き帰りを含めて一日仕事になってしまった。横浜美術館には初めて行ったが、多…
空山基さんの全作品集が出ると聞いて期待していた。それまでは、大型本で豪華な本ばかり、全作品集と言うからにはさぞ豪華で高価な本になるだろうと予想していたが、A5版と普通の書籍サイズ、装丁は硬質ビニルでカバーされ使われている紙がいつもと違う中質…
前回、あまりに混み合っていて落ち着いて見られなかったので、休日出勤の代休を利用して、今日、再度、上野の国立博物館に「北斎展」を見に行った。すいている事を期待して行ったのだが、今日も日曜日と同じほどの入場者数、人の列に挟まれながら頑張って見…
今月25日に始まったばかりなので、入場者がとても多く行列の動きに挟まれての鑑賞になった。こちらも、案内ページの文章を引用する。 北斎が世界中の人々に愛される理由、そのひとつは、流派や伝統にとらわれない自由な筆で、把握しがたいほど多彩な作品を描…
最初に、国立西洋美術館で木版画<キアロスクーロ>を見た。<キアロスクーロ>なる木版画がどういうものかパンフレットから引用する。 ルネサンス美術たけなわの16世紀はじめ、版画の表現法が大きく広がった時期に、ドイツで新たな木版画の技法が発明されま…
まず、車で行く人のために、以前にあった駐車場は使えなくなっていて、美術館のすぐ近くの空き地が駐車場になっていた。車で行く人は美術館のすぐ側まで、狭い道でも車で進まれることをお薦めする。 次に、展示作品だが、以前行った時には、原爆の図の全作品…
この新潮文庫版の「美しきもの見し人は」を何度も手にして、四隅がこすれてまるくなってしまった。同じ著者の同じ本が朝日選書からも出ているが、ポケットに入るサイズが手ごろでしかもカラー写真が70枚モノクロ写真が22枚、文庫にしてはかなり豪華なこの本…
今回の内容は、ドレスデンに城をかまえたザクセン選帝侯のコレクション。それを展示では、7つのパートに分けて展示するもの。 第1は、美術収集室の科学計測機器のコレクション、これには目を見張った。16世紀といえば、まだまだ近代科学が始まりかけた頃…
本日の朝日新聞の社会面に、丸木美術館が存続の危機に到っているとの記事がでていた。改めて、今の時代の風潮が、丸木夫妻が願った反核平和の理想から、遠く隔たってしまっていることをつくづく実感した。 以前にいった時の記憶をもとにしてしてだが、美術館…
7/21の今朝、朝日新聞の一面を見て、ひときわ目を引く1面の写真に釘付けになった。なんという愛らしくしかものびのびとした形、粘土を捏ね上げて、この形を作り出した大むかしの人々の気持ちが漂いだしてきそうな感じを受け、しばらくぼっと見とれてしまった…
以前にオランダを旅してマウリッツハイス美術館の一角に展示されている縦44・5センチ、横39センチの小さな世界的名画「青いターバンの少女」に近寄っていったときの心臓の高鳴りを思い出した。1枚の絵のまわりが分厚い沈黙に守られているような不思議な近寄…
解説は英語とスペイン語の二種類、同じ内容が書いてある。解説内容は、作品解説の他にガウディの生涯やガウディの芸術技法、芸術家としての手腕など。それよりも何よりも写真集としての内容が凄い。全791ページのうち700ページ以上がガウディ作品の写…