武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

雑感

 最小数独(ナンプレ)あるいは17個問題

前回、数独(ナンプレ)について書いた時、もうこれ以上数独について書くのは止めようなどと殊勝なことを書いたのに、またまたその禁を破って、面白いウェブサイトを見つけたので紹介したい。 Wikipediaなどでは「初期配置の最小数字は17個が確認されている…

 八ッ場ダムの成り行きに注目

衆議院選における民主党の歴史的勝利以来、八ッ場ダムの今後がどうなるかに大きな関心が集まっている。世紀をまたいで進められてきた巨大公共事業が、工事半ばで中止されるという、前代未聞の事態が、どのようなプロセスで推移するのか、民主党政権の今後を…

 武蔵野にも秋の訪れ

早朝、仲間と一緒に借りている畑へ、野菜の様子を見に行ってきた。今年の夏は、8月も後半になって天候が回復、日照時間が多くなってきたので、南国の野菜は勢いを盛り返していた。この調子で行けば、ある程度の収穫が期待できそうで、ほっとした。 (画像は、…

 若田光一さん帰還、お疲れ様

「137日15時間05分の宇宙滞在」を終えて、若田さんが無事に地球に帰還された。ブログやニュースを通して、リアルタイムで宇宙滞在の模様を知ることができ、地上での胸を躍らされる日々も終わった。若田さんの体験の、何百分の一かもしれないが、ささやかだが…

 温泉旅行とミステリィ

しばらく更新しなかったのは、伊豆高原の温泉宿に3泊のお泊まりに行っていたから。何かを見るという観光目的ではなく、楽しみにしていたミステリィを数冊持って読書を楽しむため。 (画像は旅行中、バラ園でのレストランで見かけた睡蓮) 朝起きてまず温泉、…

 若田光一さんの宇宙ブログ

現在、国際宇宙ステーションに長期滞在中の、宇宙飛行士の若田光一さんは、宇宙ステーションからブログを更新して、宇宙滞在のエピソードを画像付きで発信している。何とも凄い時代になったものと感心しながら、夢のような宇宙からの通信に、私は心を躍らせ…

 武蔵野の雑木林に咲くリュウノヒゲ

昨日は、仲間と一緒にやっている、雑木林の不法投棄ゴミの回収ボランティアに行ってきた。月1回隈無く回収しているつもりなのに、いつの間にか新たなゴミが捨てられている。勿論多いのは空き缶や包装容器のプラスチック類だが、家屋解体の際に発生したと見ら…

 元気に巣立ったオナガの兄弟

5月のなかば頃から住まいの周辺で、朝夕のある時刻、オナガの鳴き交わす声が盛んに聞こえるようになり、他の野鳥が追い払われたりして、周辺がオナガに占拠されたような感じになったことがあった。あまりに賑やかなので、注意してみていたら自宅の窓から見え…

 一斉に咲き出したビョウヤナギの花

少し日陰で条件の良くなさそうな場所でも、元気に葉を茂らせるので、相当に丈夫な性質なのだろう。排気ガスにも強いらしく、中央分離帯や舗装路の路肩などでも見かけるようになってきた。この時期、武蔵野の至る所で黄色い5弁の花を見かける。 日光が当たる…

 ウグイスカグラの実が熟してきた初夏の雑木林

昨日、仲間と武蔵野のある雑木林へ、不法投棄されたゴミを回収するボランティアに行ってきた。3月4月の引っ越し転居の時期の後なので、予想はしていたが、家庭ゴミの大量の不法投棄を見つけ、運搬用の軽トラックの荷台が、たちまち満杯になってしまった。…

 上山温泉の銘菓、利久堂のかりん糖

余り沢山の人に知られて、伊勢の赤福のようになっても困るが、山形県は上山温泉のお菓子、利久堂のかりん糖を知り合いの方から頂戴した。以前にお宅に伺った折に、お茶うけに出されて、あまりの美味しさに感嘆の声を上げてしまい、そんなことから今回おみや…

 大きく育ったハハコグサ

仲間と借りている畑の側の休耕地に、目を瞠るほど大きく育ったハハコグサが、黄色い蕾をいっぱい付けて、強くなってきた日差しのなかに堂々として立っていた。余りに見事なので、見に行ったらテントウムシと蜂が来ていた。テントウムシの方が色の対照がきれ…

 花を開いた雑木林のエゴノキ

俳句では初夏の季語に位置づけられているエゴノキが真っ白な花を一斉に付け始めた。咲き出したほんの短期間、エゴノキは素晴らしい芳香を周囲に発散して、昆虫たちに信号を送るようだ。良いタイミングで木の下に行くと、爽やかな香水のドームの歓迎を受ける…

 武蔵野の雑木林に自生しているギボウシ

春が深まってきて、日当りの良いほかほかしたところもじめじめした日陰も、雑木林全体が春の陽気に活気づいてきた。日当りには日当り好みの、日陰には日陰でも平気な、それぞれに相性の良い植物が芽吹いて成長している。上手く棲み分けているのには感心する。…

 武蔵野の雑木林で咲き出した野草の花

畑の里芋の様子を見に行ったついでに、雑木林の下草の間をウオッチングしてきた。見つかったのは、キンランとギンラン、あっと言う間に、新芽が新緑に変わり、今では濃い緑に移行しつつある林の木漏れ日を浴びて、ささやかに清楚にひっそりと咲いてる。 まる…

 桂川潤さんの装丁展―印象記

本の装丁の展覧会に行ってきた。一人の装丁者の本だけを集めて展示するという珍しい展示だった。本を著者や内容で括るのではなく、装丁者を主人公にして眺めるとどうなるか、興味津々で出かけた。第一印象から言うと、並んでいる本がどことなく似ていて、血…

 北国の友人から届いた春野菜

このブログにウルイのことを書いた記事がきっかけになって、北国の友人からウルイを含む沢山の新鮮な春野菜が宅配便で我が家に届いた。輸送技術が向上したおかげで保冷状態で運ばれてきたので、採れ立ての新鮮さそのままだった。 かつては毎日顔を合わせてい…

 武蔵野の野草、最近の様子

仲間と借りている畑の、マルチをかけた里芋が発芽してきたので、マルチの穴あけに行ってきた。晴天続きなので、植えたばかりのトウガラシの苗にも水やりをしてきた。ついでにわきにある雑木林を捜したら、可愛らしい野草の花がぽつぽつと花をつけていた。 昨…

 マルチマップ社の楽しいオンライン地図

英国の地図サービス会社マルチマップ社のサイトが素晴らしい。詳細は、下記のURLにアクセスしてご覧頂くとして、鳥瞰図が特に良い。海外旅行がお好きな方は、これからの予定地調べとして、帰国してからの記憶の整理用として、便利に使えるのではないか。 何…

 秩父の山里で春を楽しむ

久しぶりに秩父方面へドライブに行っってきた。羊山公園のシバザクラとその近くの水芭蕉園を見た。 シバザクラは評判通り、小高い丘の山頂付近の窪地を上手に使い、色とりどりに毛氈を敷き詰めたようなお花畑はさすがに見事、ウイークデイで高齢者が多かった…

 武蔵野の屋敷林、芽吹きの季節

朝日新聞主催の「にほんの里100選」に選ばれた<三富新田>の農家の屋敷林が素晴らしい。雑木林と畑と屋敷林がセットになった江戸時代からの開拓村の面影が、今もはっきりと残っている。 大きく成長をとげた大木に守られて、屋敷林はどんな強風からも農家…

 武蔵野の雑木林は植物の復活祭、今日この頃

仲間と一緒に耕している畑に、里芋を植えに行ってきた。畑に行く途中から、雑木林が見違えるように色彩感が豊かになったことに吃驚、鮮やかな春の花が一斉に咲き出していた。 木々の枝先にも、パレットに絞り出したばかりの絵具ように新鮮な、つやつやした新…

 とうとう散り始めた満開の桜花

いつになく長かった今年の桜が、とうとう散り始めた。十分に見たという満足のハードルを、あるラインに設定してこれで良しと思うことにしている。そうしなければ、きりがなくなるか、あるいはその前に飽きてしまうかもしれない。散りはじめた桜を見ると、思…

 ついに花を開いたアマリリス

先頃の花冷えで、成長を鈍らせていたアマリリスが、暖かさが戻ったので再び元気を取り戻し、ここ何日かで急に蕾を膨らませ、ついに大きな花弁をトランペットのように開いた。茎の長さ約60センチにまで伸びて、小型の燈台のようにスックと部屋の中で、威容を…

 咲き出した桜、花冷えでしばしのフリーズ

例年楽しみにしている駐車場脇のソメイヨシノの古木がついに咲き出した。何年か前にばっさりと枝を切られて、見る影もなくなったこともあったが、ようやく桜の樹の形を取り戻して、豪華な満開の姿を見せられるようになってきた。 立派に成長したので散る花び…

 春の気配が満ちてきた武蔵野の雑木林

仲間と一緒にやっている雑木林の不法投棄ゴミ回収に行ってきた。業者のものと思われる家電製品や廃タイヤなど、あっという間に軽トラック一杯分のゴミが見つかった。3月から4月にかけて引っ越しの際に出たと思われる粗大ゴミが多くなるのだが。 ゴミ回収の後…

 みるみる葉をのばしてきたアマリリス

ベランダと室内で大事に、やや過保護気味にしているアマリリスが、このところの暖かさに反応して、急に葉っぱをのばしてきた。歳時記をみると夏の季語になっているが、我が家ではいつも春に花をつける。葉の脇から花芽が見えているので、間もなくスックと茎…

 戦前の圧力鍋

我が家の調理には、圧力鍋が欠かせない。現在は20年以上使っている韓国製のものと、最近入手した中国製のものと、2台が太活躍している。良いところは調理時間の短縮と、柔らかく仕上がるところ。煮ることと蒸すことに関しては普通の鍋はかなわない。 先日、…

 都市近郊でやっとみつけた蕗の薹

寒くなるという天気予報だったが、風もなく気温はやや低いが、早足で歩くといつの間にか汗ばむちょうど良い散歩日和となった。全国どこでも春先には簡単に見つかるはずというが、私が暮らす武蔵野の一角では、探しても蕗の薹はなかなか見つからなかったが、…

 陽向の丘陵地に春の足音

用事があって出かけた農村地帯の、小高い丘陵地で見かけた、咲き出したばかりの菜の花、意図的に栽培されているものではなく、種がこぼれて勝手に育ったものらしく、雑草のような感じで咲いていたのが、美しく目に飛び込んできた。思わずシャッターを切った…